マイマザァア―――ッッ!!!!!!
(大発狂)
どうしよう!!!?
まさかこんな早い時間に帰って…ってか帰ってくるなんて驚愕だぁ!!!!
いつも泊まり込みが多いから!!
どっどどどどうすれば!!!?
と…とりあえず返事をしなければ!!
「おっおか…ッモゴ!?」
“おかえり”って叫ぼうとしたあたしの口を、いつの間に移動したのかカイトが後ろから塞いだ。
更にあわてふためくあたしに、カイトは。
「黙って」
耳元でそう囁いた。
ちょっおまww
…ってチャットなら打ってるところだ。
ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!!
息!!
かかっとりますがな!!
耳に!!
(焦りまくりで支離滅裂)
あたしはカイトの手を両手で外そうと掴むけど、ビクともしなくて。
「モゴ…モガグッ…ングッ…(ちょっカイトさん!?何を!?)」
「千早」
カイトはそんなあたしなんて無視で、再びそこで喋り出す。
「クローゼット、開けるよ」
「フンガッ!?(何故!?)」
わけのわからないあたしを、カイトは、
ヒョイと抱き上げた。
「…………ッ!!!?」


