「…あ、そーなんだ……って、ちょっと待ってくれ。
なんで小町さんが茉莉の携帯知ってんすか!?」
あたしは次に小町さんへと標的を変え、質問を投げかける。
小町さんはケーキをまるごと食べながら、「んー?」と。
「それはね、カイトくんの夏の件で、茉莉ちゃんと関わることがあったから!…う~ん…我ながらケーキ作るの上手いわね~♪」
……ダメだ。
もう小町さんすらまともだと思えなくなってきたよ……(人のことを言えない人)。
千早さん、この歳にして人間不信になりそうだよ…!!
(安心しろ。お前はならない/何故ならおバカだからさ)
あたしはもういろいろと諦めて、目の前に置かれたケーキを頬張った。
……て……
テラウマス!!!!(゚∀゚)ww
前言撤回。
小町さん、アナタ最強です……!!!!
「……それで、あなたたち二人は、どうなったんですか?」
ケーキを食べ終えた伊吹が、コーヒーを飲みながら(しかもブラック/年下のクセに!)そう尋ねてきた。


