そして花梨を見つけ、バッ!と自分の口元を右手で隠して顔を真っ赤にした。
「……えッッ!!!?ちょまっ…えぇ!?俺、何言っちゃってんの!?ってか何してんの!!!?」
慌てふためき始める瑞希。
が、しかし。
「……君、サイコーだよ!!」
「いいね!青春だね!いいモン見せてもらったよ!!」
「カッコいい――ッッ!!」
「カッコよすぎなんだよふざけんなコノヤロー!!」
「惚れるぞテメー!!」
お客さんたちが一斉に拍手しだして、口笛やら歓声やらを上げる。
店内は大盛り上がり状態だ。
そんな中、瑞希はなんていうかもう卒倒しそうな勢いで照れている。
ヘタレめ……(にやり)。
そして、瑞希の目の前で硬直しているのは花梨だ。
どっか他の世界へ旅立っているような顔をしている。
∑あぁッッ!!
花梨の口から魂がぁああッッ!!(幻覚です)
けど、いつまでも呆けているような花梨様ではないのである!!
ハッとしたように、口から出て行く魂を呑みこみ(幻かk/略)、そして口を開く。
「…べっ別にあんたに助けてもらわなくったって、アレくらいどうってことなかったんだからね!!」
顔を赤く染めつつ、腰に手を当てて言う花梨さん。
……嗚呼…ヤバい…
ニヤニヤが止まらない……!!!!


