アニメの映る画面に吹き出してから、あたしはシュバッ!とお母さんへと顔を向ける。
「なっななな何故(なにゆえ)母上殿がそのような言葉をッッ!!!?」
「いやねぇ?なんだか、茉莉ちゃんが気に入ってる言葉なのかしら…よくご機嫌な時に叫んでるのよねぇ…」
「茉莉さん目覚めちゃった感じですか!!!?(汗)」
いかん!
あたしの影響で茉莉にまで被害がぁああッッ!!!!
「……うん。お母さんはそれ知らなくていいと思うよ。っていうか知っちゃったら踏み外しちゃいますよっと(いろいろと)。」
「…そうなのね…。……まあいいわ!それじゃ、お母さんは朝ごはん作ってるから、おなか空いたら降りてきてねぇ♪」
いろんな意味で危険な空気を感じたのか、お母さんは逃げるようにあたしの部屋を出て行った。
たぶん、当分はあたしの部屋に寄り付かないと思う。
…こんな娘ですんません…(土下座)。
いやでも!
こんなあたしでも、今日やってやろうと思うことがちゃんとあるんだよ!!
それだけでいいと思わないかいそこのキミ!!(誰)
あたしはアニメの画面から目を離し、抜けるような青空を広げた夏の空を窓から見上げ、そしてアニメを消して立ち上がった。
やるべきことはたくさんある。
でも迷っててもしかたないから。
とりあえず、自分が動けば、人生なるようになる!!
……と、思う!!(ちょっ)
「ごめんね?仕事ばかりでホント何もしてあげられなくて…」
「いえ、こちらこそお世話になったのに何も…」
「茉莉さん超楽しかった!!超萌えた!!」
何に!?
と、心の中だけでツッコミを入れてみる。
家の前で別れの挨拶をしていたお母さんに、あたしはそろそろかなと。


