……と、意気込んだので。
あたしは深夜アニメの録画も加えて、オールしてました(吐血)。
だって絶対朝起きれないんだもん!!
一度寝たら目覚まし時計10個以上置かないと起きれないんだもん!!
今は夏休みだから登校日以外ほぼ昼に起きてたんだもん!!
だから絶対起きれなくて目が覚めてみたら夕方でしたってならないように自分なりの作戦なのだよ!!
わかってくれたまえ諸君!!
「おはよー千早ちゃん♪あらあら、目の下にクマができてるわよ?どうしたの?」
朝、あたしが欠伸をしながらアニメのオープニングを見て居ると、部屋に入って来たお母さんが驚いたように目を丸くした。
「あ~おはよ~ございまふ…いやはや…ちょっといろいろとしてたら寝られなくなっちゃって…」
「もう!そんな生活してたら、学校始まって“起きれなくて遅刻した~”なんて泣く羽目になっちゃうぞ!」
「…う~む…まあその時はどうにかするよ…うん……
……あ゛ぁああッッ!!ダメっす!カーテン開けちゃダメっす!!それマジヤバいっす!!」
カーテンに手をかけたお母さんを、慌てて止める。
が、しかし。
「そんな吸血鬼みたいなこと言わないの!朝日浴びないと一日始まらないでしょう~?
……はい!カーテンオープンッ!!」
「ぐはっ!!目が…目がぁッ……ヤバい…今なら死ねるww」
「あひゃひゃ」とおかしな笑い声を上げるあたしを、お母さんが白い目で見る。
こらこら、仮にもアナタの娘ですからww
「…ね、ちーちゃん…?」
「…なんすかお母様」
「……“萌え萌えキューン”って…どういう意味…?」
「ぶふぅッッ!!!!」


