「ハロー来たよー」
「いらっしゃーい!」
翌日のお昼ちょっと前、瑞希と花梨の二人が玄関を開けた。
あたしはバタバタと慌ただしく迎える。
それもそのはず。
今まで出かけていたんだから!
「二人とも、上がって上がって!」
「お邪魔しまーす」
「あれ?あんた、この男ものの靴、誰のよ?」
花梨がすかさず、玄関に綺麗に並べられた靴を見下ろして尋ねてくる。
ふふ…さすがは花梨…!
ぬかりないな…。
だがしかし!!
これも作戦の一つなのである!!(どどーん)
「あー、それっすか?リビング来たらわかるよー。たぶん驚愕の人物だからー」
「ふぅん?楽しみにしてるわ」
「腹違いの兄弟でも来たかー?」
「どこぞの昼ドラですかミッキーよ…」
リビングに来た二人は、文字通り硬直していた。
「…どーも」
「ね!?驚愕の人物っしょー!?」
カイトの素っ気ない挨拶の後に、にっこり顔のあたしがそう言うと、二人はやっとあたしの方を向いた。
「えぇ!?まさかちーちゃん…一ノ瀬と付き合ってんの!?」
「ありえないわよ。」
ちょっおまっww
あたしより先に答えるでないよ花梨さん!!


