おーい、と彼女の顔の前で手を振ると、ハッと我に変えってアタフタし始める笹村。 【大丈夫か?】 【い、いや、あ、あの、て、手が!】 片手が使えないのでお互い指文字で話すが、笹村の手は動揺しているのか過剰に動いている。 【えっと、いや、あの、えっと///】 繋いでいることを意識してしまい、俺も顔が熱くなる。 「あっれ二人とも顔真っ赤ぁ~、か~わ~い~いぃ~(笑)」 イラッ 「祭りの後、覚えとけよ…」 「ヒィッ ち、血祭りが俺っちを待っている……」