「あ、あのぉー…」 ほら、店員も困ってるじゃん。 「すいません、これ下さい。」 「あっ、はい!…2500円です。」 レジを済ませ、本屋を出た。 隣ではさっきから、うぅーっと慎司が唸っている。 「…その本で何をすんの…?」 「決まってるだろ?コレの勉強だよ。」 「なにお前、もしかして将来そっち系の仕事に就きたいとか?」 「いや、違う。」 「じゃなんでだよ!?」 「別になんだっていいだろ?」 さっきから質問ばっかだな…