手話~僕等のカタチ~




呼吸を整えてから私は、


「みんな、おうえんしてくれてありがとう!」

と言って笑った。



「あたりまえでしょ?
"ともだち"なんだから!」


そう言いながら私にタオルを差し出してきたのは、

その頃一番仲が良かったななちゃんだった。


ありがとうと言い、タオルを受け取って汗を拭く。



「しほちゃん、はやくていいなぁ。」

「みかのぶんもはしって!」

「えー、むりだよー!」


なんて会話をしながら私たちはキャッキャッと騒いでいた。




…このときまでは楽しかったんだ。


毎日がキラキラと輝いていた。



このときまでは…______