「…よぉーし!飯食うぞっ!」 済んだことを落ち込んでいても意味ないしな。 俺は購買で買ったパンを食べ始めた。 笹村は可愛いお弁当を食べている。 そんな彼女に向かって地面をトントン。 視線を俺に向けた笹村にまた質問する。 「そのお弁当、自分で作ったのか?」 すると彼女はお弁当を膝に置き、メモ帳とシャーペンを取って書き始めた。 あ… そうだ、耳が聞こえない上に声も出ないからわざわざ書かなきゃいけないんだよな… 笹村の箸の手を止めてしまったことに申し訳なく思った。