笹村は周りを楽しそうにキョロキョロ見渡している。 そんな彼女の肩を叩いて、 「屋上初めて?」 と聞いた。 『はい、初めてです。』 そう嬉しそうに微笑んだ。 「そっかー…」 そう呟きながら、雲一つない綺麗な青空を見上げた。 そよ風が心地いい。 すると、今度は俺が肩を叩かれた。 「ん?」 視線を笹村に移すと、彼女は少し困ったように笑いながらメモを渡してきた。 そこには……