手話~僕等のカタチ~




「お、俺っち…HP残り…5……。」



弱っ。



「えい。」



ビシッ



デコピンをお見舞いしてやった。



「ぐあっ…!!」



はい瀕死、勝ったー。



ガキのころよく遊んだモンスターゲームを思い出す。



ゲーム名はあえて言わないでおこう。



「…あっ、笹村ちゃんだ。」



廊下に膝をついたまま、慎司がそう言った。



ドキッ



今のは動揺の方だ。