手話~僕等のカタチ~




8時になったら花火だし、焼きそばでも買いに行くか。



隣の人を見ると、目をつぶりながらそよ風にあたって気持ち良さげにしている。


そんな彼女の肩をトントン。



【腹減ってない?】

【うーん、お菓子いっぱい食べたしなぁ…】


確かに(笑)



【焼きそばとか食べる?】

【少し食べようかな。】

【よし、じゃあ買いいくぞ!】



俺は立ち上がって、まだ座っている笹村に手を差し出す。


そして俺は、その手を取って立ち上がった彼女の手を離さずに、そのまま恋人繋ぎに変えた。


案の定驚いた表情をして俺の顔を見てくる。