あっぷるぱい 〜甘酸っぱい恋の味〜




「はぁ・・・・。」




授業が終わって深い深いため息をつく。





「そーら。さっき海くんの事考えていたでしょー。」





陽夏があたしの目の前に来る。





「そうそう、ニヤニヤしてたよー?」





優も参戦してくる。





「えー・・・・。 バレた?」




「バレるよー(笑)」




あたしが海のことを好きだと知っているのはこの2人だけ。




もちろんあたしも2人の恋愛事情を知っている。






「そーいう陽夏は最近どうなのー??」



なんだか恥ずかしくなって陽夏に話題を変える。




「んーとね。・・・とくに何もないよ。」



陽夏はこの前練習試合に行った聖稜高校という隣の男子高のバスケ部の大和 青くんに告白されてめでたくカップルになったばかり。



「優は? なんかないのー?」



陽夏は優にバトンタッチする。



「え? あたしは見てるだけだからさ。」



優は男バス二年の大樹先輩に一目ぼれしてからずーっと先輩を想っている。