あっぷるぱい 〜甘酸っぱい恋の味〜






「空、思い出せ。」





あの頃、輝いていたお前を。





「入るかどうかじゃなくて、打つかどうかだろ?」





空のシュートは入る。俺の中ではその確証があった。






「お前なら・・・・できる。」





「そら・・・・。」





俺の後に続いて、空の友人の一人が祈るように空を見つめる。







「がんばって。」







その言葉に大きく頷いた空はゴールに向き直る。








そして、手を大きくあげ、ボールは空の手から離れ、綺麗な曲線を描きながら








パサッ・・・・








リングに吸いこまれていった。









「おっしゃーーーー!!!!!!」





さすが、空だ。







俺の後に続いてたくさんの人が話しだす。









「合格だ。」









空に命令した先輩は空を見る。








「ただし・・・・。」





まだ何かあんのか??




と、思ったけれど。








「マネージャーとしてな。」



「はいっ!!!」








俺の心配をよそに、空は元気いっぱいに返事を返す。





んま、よかった。










喜ぶ空たちを横目に俺は体育館を後にした。