あっぷるぱい 〜甘酸っぱい恋の味〜




「明日からだねー!!」



「うんっ!!」



「今日はいろいろおつかれー。」




なんて言葉をかわしながら近くの公園で缶ジュースで乾杯した。




「ひな、大丈夫??」





腕立てを何回もした陽夏に心配した優は声をかける。




「ん??あー大丈夫。あたし、腕立て部だったから。中学のころ。」



「うで…たて部??」





陽夏の冗談みたいな強がりに、あたしと優は笑い出す。





「あははー。」



「さずがじゃん!!!!」




褒めてもらって、陽夏は嬉しそうに笑って、うなずいた。




「うん!!!!」




結局、その日は暗くなるまで公園にいた。











ピンポーンー!



「はーい。」



あたしたちは一緒に学校行くことになった。



まぁ、あたしが寝坊しちゃうからなんだけどね…。



今日から、本格的に部活がはじまる。



初めての部活は朝練でーす!!!





体育館に着くと、さっそくドリブルの音、シューズの音が聞こえてきた。



「おはようございまーす!!!」




陽夏が豪快にドアを開けてあいさつする。




「おはようございます!!」



「お…おはようございます…。」




陽夏に続くようにして、あたしと優は体育館に入る。



「朝から元気いいねー!]




先に来ていた龍先輩があたしたちと優は体育館に入る。






どっちが素顔なんだろう??



氷の目の龍先輩。



今、目の前にいる優しい龍先輩。







あー。わかんない。




「うーっす。」



あたしの思考回路が止まったのは、あの人の声が聞こえたから。




「はよ。空」



眠たそうな顔であたしに軽く手をあげる海。



「あ…。おはよ。」






海のほう見て答える。






普通にしゃべれたかな??顔…赤くなってないかな?



なんて、あたしが1人で考えていると、龍先輩の集合がかかった。



みんなと少し遅れて輪に入る。





「よーし。みんなそろったかなー。」




龍先輩はみんなの顔を見回しながら言う。




「じゃ、自己紹介するぞー!」




龍先輩からはじまって6人の3年生の先輩の自己紹介。




「相浦大樹です。2年6組です。よろしく。」




大樹先輩が軽く頭を下げる。それに続いて2年生の先輩が10人。





「三木海です。中1でこっちにいて、引っ越してまた戻ってきましたー。宜しくお願いします。」




海が自己紹介する。




「植野陽夏です。わかんないけど頑張ります。よろしくでーす!」




陽夏は楽しそうに自己紹介。




「大廣優です。姉と2人で引っ越してきたばっかなので、まだ良く分かりませんが宜しくお願いします。



優は、よく分かんないとこを見て自己紹介した。


多分大樹先輩を見ないようにしてるんだろう。