あっぷるぱい 〜甘酸っぱい恋の味〜




「空ー。」




高校が始まって数日が経った。




特に困っている事は無いけれど、一つ悩んでいる事がある。




「空。どうしたのボーっとして。部活動見学いかないの??」




「あ、うん。 行こっかー。」




そう、部活動のこと。




「空はさ~、中学の頃何部だったの?」




静かな廊下を三人で歩く。


陽夏と優も楽しみだったみたいで、浮き足立ってる。





「んーとね、バスケ部。」





あたしも若干楽しみだったりするけど、イマイチはっきりしていない。






「あたし、三人一緒がいいな。」



優がボソっと呟く。



・・・あたしも三人一緒がいいなー。なんて思っていた。



恥ずかしくて言えなかったけど。





「それは陽夏も思っていたよー?? 同じ部活に入りたいって思えるといいねー。」





陽夏もニコニコしながらいう。





「あ、体育館ついたよ。」




やっとついたか~。




優の言葉につられて、駆け足で中に入る。