「あぁぁぁ…紅蘭様」


「飢えか。」


「飢え?」

「優、君は吸血鬼になったんだよ。そして、それが君にとって初めての飢えだ。君の牙で僕の血を飲むんだよ。さあ…。」



優は、首を横に降った。