「るかちゃん、きのうはごめんね、」

「るかこそ、ごめんね。
また、あそぼうね。」

「まいにち、きてくれる?」

「もう、だいじょうぶだよ!」



「あ、ゆうやけこやけだ!
かえろっか、るかちゃん。」

「じゃあね、またあした!」

「うん!…あ!ちょっとまって!
おばあさんがいる!」

ゆみはおおきくてをふった。
るかちゃんも、ゆみのよこで
てをふった。

おばあさんはわらって、
みかんをむいていた。

ありがとう、おばあさん。



おしまい。