るかちゃん…。 もう、あえないのかな…。 いいなあ、みんな。 ゆみも、ともだちとあそびたいな。 るかちゃんと、なかなおりしたいな。 「ゆみちゃん」 「…るかちゃん!」 るかちゃんは、またみかんをもってた。 ゆみはみかんをかくした。 「あのね、きのうはごめんね。 そのみかん、いっしょにたべよう?」 「え…?いいの?」 「うん。おばあさんがね、 ゆみちゃんといっしょに たべなさい って。」