舞「えっ?でも...あの...」


昂「なんでもいいからここに座ればいいの。わかった?」


舞「(昂貴先輩、どーしたんだろ...?)じゃあ、隣失礼します。」


出来るだけ昂貴先輩が広く使えるように机の端の方によって座ろうとした。


グイッ。


舞「!?!? っわ!」


気がつくと誰かの腕の中...で、やっぱりそれは昂貴先輩のものだった。


昂「そんなに端っこによったら、舞都梨ちゃんが勉強できないでしょ?
もっとこっち来て。」


舞「え、でも、先輩が広く使えると思って...すみません。」


昂「ーーーだろ...///」


舞「え?」


昂「...いや、大丈夫だから。舞都梨ちゃんが勉強しやすいように使って?」


先輩の優しさにドキドキした。