なんで私、残ったんだろ。


怒られるのかな...。


戸「ね、舞都梨ちゃん?
今日、どうしてずっと下向いてたの?」


舞「え?」


戸「大丈夫よ。
昂貴くんも、真衣ちゃんもおふざけがいつもすぎるの。」


先生は、ごめんねっと謝ってくれた。


でも、本当は先生が悪い訳でも先輩たちが悪い訳でもない。
すごく申し訳なくなった。


舞「私、制服だけで学校を選んだんじゃないんです。ただ...」


ただ、先輩たちがきずつくから。


言いたいけど、言えなかったことを先生には、伝えておきたかった。

戸「そっか。
...そーなんだって、お2人さん?」