私は 翔さんに髪の毛のセットとメイクをしてもらった。 鏡を見ると 別人に見えてビックリした。 「原石は輝く。 恋をすることによって…。」 「え…?」 「翔まーだ…。」 龍牙さんが 部屋に入ってきて私を見て固まる。 「えっと…。」 「…。 凄く綺麗…。 ゆめちゃんはやっぱり美少女だ!」 龍牙さんが 私の手を取る。 そして 腕時計を見た。 「そろそろ時間だ。 翔! ありがとう!」 「うっすー。」 龍牙さんは 私の手を引いて店前でタクシーを捕まえてとある場所へ向かった。