ばちーん!







「うぉ?!」








私は
敬太さんの顔面を殴る。








「痛い…。
やっぱりペットをてなづけるのは
難しい…。」






「そんなこと言っている暇があれば
よけてください!」







「分かったよ…。
エムうさぎちゃん…」





敬太さんは
ベッドからおりる。







「昨日
ソファーで寝てたの運んだの俺なのに…。」







敬太さんは
ブツブツ言いながら部屋から出て行った。








「心臓に悪いな…。」