「昔の敬太は そんなこと言わなかったよ。 君と出会って変わったんだよ。 敬太は。」 「それって…。」 「敬太の過去は 俺からは言えない。 本人から聞いて。 エムうさちゃん。」 隆弘さんは そう言うと自分の部屋に帰って行った。 敬太さんの過去。 なんだか 触れてはいけない気もした。