シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜









「さぁ。
行こうか。
散歩♪」






「私は
ペットじゃないんですが…。」






「え?
気にしない。」






敬太さんは
私の手を離そうとしない。






「手…。
離してください。」






「離したら逃げちゃうでしょ?
ペットなんだから。」







そんな話をしていると
のどかな公園に着いた。







「エムうさぎちゃん。
ここでマテ。しててね!
逃げたら…。」







敬太さんは
私に近づき耳元でこう言う。







「お仕置き…。だよ?」