「…ここ…どこだ…?」
まだ少し痛む頭を押さえながら
俺は起き上がった
「…保健室か」
どうやら俺は随分長い間
ここで眠っていたらしい
結局…勝負はつかなかったって事か…
あの時倒れなければな…
「はぁ…頭いてぇ…」
熱中症だったのかな
俺の目には濡れタオルが置いてあった
それにわきの下には保冷剤が
この頭痛も熱中症のせいだろうか
「…はぁ…あの時薄々気づいてはいたんだがな…」
俺はあの時、自分の体に異変を感じていた
めまいがしたり、吐き気がこみ上げてきたりと
もしかしたらと思ったけど
竜と決着がつけたかったため、それに構わず
全力で走った
それが間違いだったようだな…
はぁ…何やってんだか
「…つか、誰もいねぇのかな」
俺が寝ているベッドからは
何も見えないし、声も聞こえない
「…今何時だ…って!嘘だろ!?もう11時?!」
俺、何時間寝てたんだよ…
もう3時間目始まってんじゃん
「…嘘だろ…」
まぁ、4時間目から出ればいいか
まだ頭いてぇし…寝とくか
俺はそう思い、再び横になった
その時、ふいにドアが開いた
入ってきた人物は意外な人物だった
「…やっと起きたか。どうだ?具合は」
「………お前、何やってんだよ。もう3時間目始まってんぞ?」
入ってきた人物は竜だった
しかも体操服のまま
今まで何やってたんだ?こいつ
着替えてもねぇぞ
「…何やってんだって、お前の面倒見てやってたんだろーが」
「………………え?お前が?」
「俺以外誰がいるんだよ」
竜が俺の面倒を見てた?
今までずっと?
俺が目を覚ますまで
ここで待ってたってか?
「…嘘だろ…」
「嘘ついてどーすんだよ。先生に頼まれたんだよ。面倒見てやってくれって」
「…マジかよ…意外すぎてビビったわ」
「…失礼な奴だな。俺はそこまでひどい人間じゃねぇぞ」
「さぁ…どうだかな」
「あのなぁ…」
竜は呆れたようにため息をついた
いやだって、意外すぎて
こいつが俺の面倒見てくれてたなんて
でもまぁ…礼ぐらい言わねぇとな
「…まぁ…その何だ…ありがとな…」
「おう。お前、ちゃんと礼言えたんだな」
「失礼な!それぐらい言えるわ!…いった…」
大きな声出したせいか
頭がズキズキと痛み始めた
「おい、大丈夫かよ。大人しくしてろって」
「…おう…分かった」
俺はベッドに横になった
竜はそのベッドの横に置いてあったイスに座った
お互い何も言わず黙ったまま
しばらく沈黙が続いた
その沈黙を破ったのは
竜だった
まだ少し痛む頭を押さえながら
俺は起き上がった
「…保健室か」
どうやら俺は随分長い間
ここで眠っていたらしい
結局…勝負はつかなかったって事か…
あの時倒れなければな…
「はぁ…頭いてぇ…」
熱中症だったのかな
俺の目には濡れタオルが置いてあった
それにわきの下には保冷剤が
この頭痛も熱中症のせいだろうか
「…はぁ…あの時薄々気づいてはいたんだがな…」
俺はあの時、自分の体に異変を感じていた
めまいがしたり、吐き気がこみ上げてきたりと
もしかしたらと思ったけど
竜と決着がつけたかったため、それに構わず
全力で走った
それが間違いだったようだな…
はぁ…何やってんだか
「…つか、誰もいねぇのかな」
俺が寝ているベッドからは
何も見えないし、声も聞こえない
「…今何時だ…って!嘘だろ!?もう11時?!」
俺、何時間寝てたんだよ…
もう3時間目始まってんじゃん
「…嘘だろ…」
まぁ、4時間目から出ればいいか
まだ頭いてぇし…寝とくか
俺はそう思い、再び横になった
その時、ふいにドアが開いた
入ってきた人物は意外な人物だった
「…やっと起きたか。どうだ?具合は」
「………お前、何やってんだよ。もう3時間目始まってんぞ?」
入ってきた人物は竜だった
しかも体操服のまま
今まで何やってたんだ?こいつ
着替えてもねぇぞ
「…何やってんだって、お前の面倒見てやってたんだろーが」
「………………え?お前が?」
「俺以外誰がいるんだよ」
竜が俺の面倒を見てた?
今までずっと?
俺が目を覚ますまで
ここで待ってたってか?
「…嘘だろ…」
「嘘ついてどーすんだよ。先生に頼まれたんだよ。面倒見てやってくれって」
「…マジかよ…意外すぎてビビったわ」
「…失礼な奴だな。俺はそこまでひどい人間じゃねぇぞ」
「さぁ…どうだかな」
「あのなぁ…」
竜は呆れたようにため息をついた
いやだって、意外すぎて
こいつが俺の面倒見てくれてたなんて
でもまぁ…礼ぐらい言わねぇとな
「…まぁ…その何だ…ありがとな…」
「おう。お前、ちゃんと礼言えたんだな」
「失礼な!それぐらい言えるわ!…いった…」
大きな声出したせいか
頭がズキズキと痛み始めた
「おい、大丈夫かよ。大人しくしてろって」
「…おう…分かった」
俺はベッドに横になった
竜はそのベッドの横に置いてあったイスに座った
お互い何も言わず黙ったまま
しばらく沈黙が続いた
その沈黙を破ったのは
竜だった

