「ゆーうくーん!!」
「まーこーとーくーん?何回言わせんだよ、お前は!叫ぶなって言ってんだろ!」
「ごめんごめん!そんな雄くんにお客さんだよ〜!」
「俺に客?誰だ?」
「何か女の子だったよ」
女子?楓夏か?
いや、楓夏だったら真琴がちゃんと言うだろ
って事は楓夏じゃないな…誰だ?
俺は教室のドアへ向かった
「あ、何だ。井上じゃん」
そこにいたのは井上だった
いきなりどうしたんだ?
「ごめんね、いきなり…」
「いや、別にいいけど。どうしたんだ?いきなり」
「…いや、大したことじゃないんだけど…最近こっちの教室に来ないから…元気にしてるかなって」
「俺の事気にしてくれてんの?」
「えっ?!いや!その…えっと…」
次第に井上の顔は真っ赤になっていった
「ありがとな、井上」
「…え?あ、うん!どういたしまして!」
まだ少し赤い顔をしながら
井上は笑った
「…楓夏と仲良くやってるか?」
「まぁまぁかな」
「そうか…仲良くしてやってな」
もし俺がいなくなっても
大丈夫なように、楓夏が1人にならないように
井上なら大丈夫
こいつは信用出来る奴だから
「当たり前だよ!」
井上は嬉しそうに笑った
その笑顔は楓夏の笑顔に似ていた
最近、楓夏の笑顔見てねぇな…
あいつちゃんと笑ってるかな
やっぱり頭に浮かんでくるのは
楓夏の事ばかりで…
授業なんて全く頭に入ってこなかった
「まーこーとーくーん?何回言わせんだよ、お前は!叫ぶなって言ってんだろ!」
「ごめんごめん!そんな雄くんにお客さんだよ〜!」
「俺に客?誰だ?」
「何か女の子だったよ」
女子?楓夏か?
いや、楓夏だったら真琴がちゃんと言うだろ
って事は楓夏じゃないな…誰だ?
俺は教室のドアへ向かった
「あ、何だ。井上じゃん」
そこにいたのは井上だった
いきなりどうしたんだ?
「ごめんね、いきなり…」
「いや、別にいいけど。どうしたんだ?いきなり」
「…いや、大したことじゃないんだけど…最近こっちの教室に来ないから…元気にしてるかなって」
「俺の事気にしてくれてんの?」
「えっ?!いや!その…えっと…」
次第に井上の顔は真っ赤になっていった
「ありがとな、井上」
「…え?あ、うん!どういたしまして!」
まだ少し赤い顔をしながら
井上は笑った
「…楓夏と仲良くやってるか?」
「まぁまぁかな」
「そうか…仲良くしてやってな」
もし俺がいなくなっても
大丈夫なように、楓夏が1人にならないように
井上なら大丈夫
こいつは信用出来る奴だから
「当たり前だよ!」
井上は嬉しそうに笑った
その笑顔は楓夏の笑顔に似ていた
最近、楓夏の笑顔見てねぇな…
あいつちゃんと笑ってるかな
やっぱり頭に浮かんでくるのは
楓夏の事ばかりで…
授業なんて全く頭に入ってこなかった

