「帰ろうか。」 そう呟いたのは上条君で。 真央は、ただ頷いただけだった。 「真央、部活は終わったん?」 「あ、あぁ。ちょっと忘れモノしたから教室取りにきた。」 上条君の質問に、真央が答える。 「麻衣佳、大丈夫?」 亜美があたしに小声でそう聞いてくれるから あたしは少し微笑んで頷く。 きっと亜美は、あたしの泣いてる理由に気づいてる。