「おはよっ☆」 あたしの好きな人。 彼は今日も、みんなより少し早く登校してきて 窓際の席から、登校してくる彼女を見てる。 そんな彼に、毎朝声をかけるあたし。 「んぁ、桜木。はよ。」 そんなあたしの方に顔も向けず、窓の外を眺めたまま彼は返事をする。 いつも胸が痛むのは、 しょーがないのかな。