『何?』
『来て!』
『ちょっ!翔!』
~そこは、体育館裏~
『俺さ…楓の彼氏になりたいんだけど、いい?』
『はぁ?』
『俺…楓が記憶障害持ってることよく知ってるから…楓を支えたいなって思って…』
『…でも、私は翔の事忘れちゃうから…』
『好きだから…いいの。忘れても、俺のこと…覚えてなくても…忘れても…今の時間を大切にすれば。』