私、橘 みかん(たちばな みかん)。 高校一年。 クラスでも目立たないほうだ。 夏休み明けのある日。 「えー、今日は転校生が来てる。」 そう言ったのは、私の担任の的場先生である。 「入ってきなさい。」 的場先生のこの言葉で、 教室のドアが開いた。 「はじめまして。 横井大和っていいます。」 「きゃーーーーー。」 女子の歓声が聞こえてきた。