「お袋は9年前、雪音の両親と同じ日に死んだんだ。全てを終わらせるために
だけど終わらせる事はできなかった。俺もいまだに雪音の両親の関係もお袋の過去もわからない。」

『そんな・・・「だからさ」』

「俺らと謎を解こう。俺たちの手で全てを終わらせるんだ。」

「そーだよ!私たちは1人じゃないじゃない」

『!!響・・・梨佳・・・』

「・・・そうだ、せっかくだ情報を集めがてら人助けをしたらどうだ?」

『「「え?」」』

「お主等の親はやっていたぞ。“祓いや”をな。まぁずいぶん前の事だが」

「主様!!なんと素敵なお考え!半妖たちこう栄に思え!主様直々に・ムガッ」

「いきなり騒がしい。黒弧。お主は落ち着きを知らぬのか」

「黒弧さんたちは置いといて、どうする?やっちゃう?」

「二代目祓いや、ねぇ・・・まっ悪くねぇな!」

『そんな軽い気持ちで・・・「よーし!」』

「二代目祓いや!たった今結成!」

『ちょっと梨佳!響!人の話をきけ!!』

「「はい。」」

『だ、か、ら、私はまだ二つの内一つも力を発揮できてないのにどうすんのよ』

「「あ」」

『はぁぁ・・・しっかりしてよ・・・』

「じゃ、明日から開始だね」

「ふむ・・黒弧。稽古をつけてやれお主は凄腕だろう。そういう事に関しては」

「!お断りさせて「主がいつも言っておるなんだっけなぁ?第何条?」っく」

「だ、第54条、主様の質問には偽り無しに答え 命令には絶対服従である」

「クックック・・・であるな?」

「っくぅ・・・御衣・・・」

「爺様ってもしかしてサド?」

「そうかもしれんな・・・クックック」

「爺様が怖いィィ」

『「・・・・・はは(こんなんでやってけんのかよ)」』