「ねぇ高木〜」


「あ?」


「あたし四月からずっと好きだったんだよ」


「俺の方が長いし」


「え?」


「去年の夏から」


「嘘っ!!」


「本当」


「…にしてはあたしに冷たくなかった?」


「それはっ…」


「今日だってさぁ…」


「今日はお前が悪いだろ?」


「…何で?」


「こっちだって酒入ってんのに、べったりくっつくから」


「………」


「理性保つのに必死だったわけ」


「…いつもは?」


「恥ずかしいから」


「…高木顔赤いよ?」


「うるせぇ!!」


「ねぇ高木」


「…何だよ?」







「大好き」