「そんなに思ってんのに、何で伝えられないかね」 ……え? 「なんか、むしろあんたの意気地のなさが泣けてくるわ」 「る、るるるる琉梨ちゃん?!?!」 「“る”が多いけどね」 お、思わず電柱に隠れてしまった (只今住宅地の道路) 怖かった~ 突然すぎだよ。ビビるよ琉梨ちゃん 「あのぐらいで…… って言うか、気付きなさいよ」 そう言って 私を呆れ顔で見ているのは琉梨ちゃん 私の幼なじみで親友。なんだけど…… (それはムリだよ) 琉梨ちゃんは影が薄い! 超薄いから!!