冬が好きです。君が好きです。


「お、おねぇちゃん?」

「あっ、えっとね。高校のとき、付き合ってた

の。」

えっ?

そんなことって。あるんですか?

「そ、そうなんだ。」

「うん。久しぶりに会ったからビックリした。

それに、結愛と知り合いだったなんてね。」


あたしは、おねぇちゃんの顔が

少しだけ色ずいたのを見逃さなかった。




おねぇちゃん、

まだ、好きなの?