冬が好きです。君が好きです。


「あっ、あのさ」

「うん。どうしたの?」

おねぇちゃんの優しい笑顔が

よけいに聞きにくい。


「おねぇちゃんと、漣さんってどんな関係な

の?」





おねぇちゃんが少しだけ

困った顔をした。