「できました! 作品の最初の部分です」

「人物の特徴が、ハッキリ伝わってきたわ」

「よかった~!」

「あとは途中でブレないことね! この男の子は裏表がある設定だから、いつ裏の顔を見せるのかというところも、しっかり決めておいてね」

「は~い!」


他にも、親友やライバル、多田くんの友達が登場する予定だから、詳しく決めておかなきゃ!


「編集部さん! 今回も、決めた人物像はケータイのメモに残しておけばいいですか?」

「う~ん……それでもいいけど、オススメは、イメージした人の写真を見えるところに貼っちゃうこと! 机とか、壁とかね♪」

「えぇぇ!?」

「そうすると、書くとき常に人物像がはっきりするわよ~」


ってことは、コイチゴの場合、好きな人の写真を……!?

ドキドキして、妄想が広がりまくっちゃいそうだよ~~!