童顔で、優しい笑顔の女の人。

黒に近い自然な茶色の髪は、パーマなのかふわっとしていて、赤ちゃんみたい。

ピュアな主人公にぴったりな気がするんだ♪


「じゃあ、設定を変えなきゃね。“ミルクティー色の髪”や“切れ長の目”なんかの特徴は、よく出てくるけど、本当に自分のイメージどおりか一度考えてみるといいわよ」

「本当ですね~」


イメージとちがうまま、書き進めちゃうところだった!


「コイチゴちゃん、今回はこのモデルさんが主人公だと思って書いてみたらどう!?」

「えぇ!?」

「そうすると、さっき言ってなかったパーツまで自動的に決まってくるでしょ?」

「はい……二重のタレ目で、アヒル口で、鼻は丸っこいです」

「芸能人やマンガのキャラなんかで、具体的に“この人”ってイメージを決めておくと、細かい特徴がブレないからオススメよ」


そういえば、最初に髪型と背しか決めてなくて、物語の途中で目の特徴を書こうとしたときに、困ったことがあったなぁ~。

それに、あとから決めた設定って、忘れやすいんだよね。