いやでも颯輝はまだ何もしないって! その時、颯輝からほんのり香るお酒の匂い。 ………まさか、トリュフで酔っちゃった、とか? そして、ついに颯輝の唇が離れ私の首筋に顔を埋める颯輝。 ま、待って待って待って! 「さささ、颯輝!まだ私心の準備がっ…!」 グッと颯輝の肩を押し返そうとしたとき。 「………ス-………ス-」 耳元で、一定のリズムで聞こえる寝息。 と、思ったらズシッとかかる颯輝の重み。