「あー、はいはい。なるほどね。いいよ、楽しみにしとくから」 「なななっ、何言ってんの」 未だ怪しい笑みを浮かべたままの龍一。 「ち、違うから!!龍一の考えてること全っ然、これっぽっちも当たってないから!!」 親指と人差し指で小さな隙間を作り龍一に見せる。 「わかったわかった。知らないふりしといてやるよ」 「うん!!そうして!!じゃ!!」 そういって龍一の席をあとにする。