龍一は自分の机に突っ伏して寝ているようだった。 「龍一」 そんな龍一の元に近寄って声をかけてみる。 が、何も反応しない。 これは、結構爆睡してるな。 「龍一、ちょっといいー?」 しゃがみこんで、龍一の机に顔を乗せる。 「ん・・・・・」 そういって、少しだけ顔を上げた龍一。 「今日さ、用事あるから一緒に帰れない」