「山藤さん…」

「海斗くん何?」

「俺と同じ学校になっただっ
て?

もちろんだけど競技ダンス
部に入部してくれるよね?」

へ…?

私は入部する気なんてない…

「困るよー俺の練習相手がいなくなったら、じゃーまたなー」

「うん、またね海斗くん」
あまり、笑顔を見せない海
斗くんが笑顔で見送ってく
れた

私は家に帰り、ベッドへ

倒れこむ

私は思った、

よくよく考えれば、ダンス
スクールの女子の人数が足
りないところに海斗くんが
来て、練習だけをするため
に私は通っていた

なら、本当のパートナーなら

大学の部で探せばいいじゃない!!

そんなことを考えながら

私は寝た