姉部屋には透明のケースが
いっぱいあってその中には
衣装がたくさんある

「あったー!あったー!」
姉は薄ピンクのドレス

を引っ張り出す

試しに着てみるとピッタリだった

「それ、私にはもう小さいからあげるよー」

「いいの?」

「もう着ないしね、あとはー靴!!」

探し回る姉

「うーんこれでいいかな…」
とりあえず履いてみる

「あ、大丈夫だね、それもあげるわ」

「ありがとうー」

後々この靴が普通の靴じゃ
ないことに気付くだけどね
それから、春に連絡した

やっぱり春も

招待状が届いたらしい

私のドレスはおさがり

春は新しい服を買ったとか
これも後でいろいろ起きるだけどね

そして、当日の5時台のバスで一緒にパーティーへ向かった