三年目の片想い。


「…違うの、琉南。
信用できないとかそういうのじゃないよ…
……怖かったの、勝手に私がそう思ってただけ。
…あのね、私の話、聞いてくれる?」


私がそう言うと、琉南は黙って頷いた。