【叶愛side】
高校に着いたわたしはクラス分けの紙が貼ってある掲示板を見に行った。
でも…………
「みっ、見えない…。」
チビなわたしが見えなくて困っているのを馬鹿にするかのように現れたのがまたあいつ…
「うわっ、やっぱお前チビだなw掲示板も見えねえのかよ。」
うざっ…。そう思ったけどそんなことを言ったらクラス分けを教えてもらえないなと思ったから
「どうせチビですよーだ!そんなことより、わたしのクラス見てよ!」
すると…
「はいはい。えっーと、叶愛は………ゲッ俺と同じ1組だし。また毎日お前の顔見なきゃなんねーのかよ。」
翔が言ったことによって、わたしの夢の高校生活が崩れさっていく気がした………。
すると、そこに
「あらっ、叶愛じゃない。あんた達また一緒なの?仲いいわね。あっ、そうだあたしも1組よ。」
と言いながら現れたのは…
「あっ、由美ちゃんだーー!!やった!同じクラスだね!よろしくーー♡」
由美ちゃんは小学生の頃からの親友で、身長が165cmもあって、美人でモデルさんみたいなのだ。
由美ちゃんがいれば安心だぁ。
そんな気持ちで教室に向かった…。