<<Recipe3>>



女の肌って好き。

陶器みたいにスベスベで……

マシュマロみたいにフワフワしてて……

甘い香りがして……


ちょっと体温低くて……最高。


オレは腕を伸ばしてキミの肌に触れる。


すげぇ、幸せ。


これが夢なら覚めないで……。



いつもオレの胸をくすぐるのはキミの笑顔。


オレはキミをギュッと抱きしめて名前を呼ぶんだ。



「サキぃ……」


甘い吐息がふわりとオレの耳をくすぐる……。


「悪かったわね。サキじゃなくて」




……へ?