東門は正門と違って、ひとけもなく寂しい。
「あ! あれが看板ですよ!」
すぐに目に入った看板を指差したその時、その腕を掴まれた。
「えっ?」
驚いて顔を上げると、彼がニヤニヤ笑ってこちらを見ていた。
「サンキュー。どうせならさ、ホテルまで一緒にいってよ。っつっても別のホテルだけど」
「はっ? 何言って……」
手を振り解こうとしたけど、がっちり掴まれて放すことができない。
「友達も一緒に迷っちゃってさー」
その言葉に背筋が凍りついた。
いつの間にか、彼を含めて3人の男があたしを取り囲むように立ってる。
さらに、すぐ後ろにはエンジンがかかったまま停車している車。
フルスモークのワンボックスカーだ。
「おせーよ。シンジー! オレ、待ちくたびれちゃった」
金髪の男があたしのことを頭から足までジロジロと値踏みするかのように見る。
シンジと呼ばれたさっき道を尋ねてきた男は、あたしの顔を覗きこむ。
「ごめんねー、騙して。オレ、賭けで負けちゃってさー。女の子連れてこなきゃならなくなっちゃったんだよねー」
「あ! あれが看板ですよ!」
すぐに目に入った看板を指差したその時、その腕を掴まれた。
「えっ?」
驚いて顔を上げると、彼がニヤニヤ笑ってこちらを見ていた。
「サンキュー。どうせならさ、ホテルまで一緒にいってよ。っつっても別のホテルだけど」
「はっ? 何言って……」
手を振り解こうとしたけど、がっちり掴まれて放すことができない。
「友達も一緒に迷っちゃってさー」
その言葉に背筋が凍りついた。
いつの間にか、彼を含めて3人の男があたしを取り囲むように立ってる。
さらに、すぐ後ろにはエンジンがかかったまま停車している車。
フルスモークのワンボックスカーだ。
「おせーよ。シンジー! オレ、待ちくたびれちゃった」
金髪の男があたしのことを頭から足までジロジロと値踏みするかのように見る。
シンジと呼ばれたさっき道を尋ねてきた男は、あたしの顔を覗きこむ。
「ごめんねー、騙して。オレ、賭けで負けちゃってさー。女の子連れてこなきゃならなくなっちゃったんだよねー」


