かと思えば今度は起き上がり私が膝立ちになるよう引っ張りあげた。




何......?


笑っているのが
逆に怖いのは私だけだろうか。



「光、僕も同じことしたい。」



え.....同じこと?



くろの言っていることが理解できない。



私はピアスをつけていない。
それはくろも知っているハズだ。



戸惑っていると
くろが私の髪の毛を耳にかけた。


......どこから起きていた。


私は羞恥心で死ねるのではないかと
思った。