だってもう大好きだった彼は第三者、赤の他人。 私のどこにももう居やしない。 彼しかいなかった私に さっさと別れを告げて ありきたりな台詞まいて、 たった1日もしないうちに居なくなった。 いつだって連絡できた番号は、 ただの役立たずな数字にかわり、 もう一人の存在をどこにだって感じた部屋は、私独りをおいとく箱になった。 私は失恋した。